花の調べ

音楽と本と犬の話

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日記

人生いろいろ

08/05/20 14:31

先日の日曜日、ある講演会に行きました。
仕事関係の会ですけど、商売とは別のお話です。
そこで、素人さんが自分のことを話す、というコーナーがありました。
二人の女性が話しをしました。
二人とも見た目は結構ラフでにこやかな顔の方です。
いつも笑い声が絶えない感じの方たちです。

でも、話の内容は全然違っていました。
一人の方は、生まれつき障害を持った娘が18才の時に突然亡くなった話でした。

生まれつき知能障害があって、18才でも1才児くらいの知能しかなかったそうです。
その女性はその子を育てる時にこの世の基準は「子供の笑顔」だったと言います。
その子は外出が好きだったので、毎日散歩に連れ出していたそうです。
世間の目は全く気にならなかったと言います。

知能は遅れていましたが、体に障害のないはずの子がある日突然亡くなってしまったそうです。
それからは、その女性はスーパーに買い物に行っては娘の好きだったお菓子を見つけると通路で泣き崩れる日が三年も続いたそうです。

なぜ娘が死んでしまったのかを知りたいと図書館で本を借りまくったそうです。
そして、今まで馬鹿にしていた「あの世」というものを信じるようになったといいます。

あ、これはけっして宗教関係の会ではありませんので、念のため。

もう一人の女性も穏やかな方でした。
その女性は、ある年までは平凡で幸せな生活をしていたそうです。
ご両親と嫁に嫁いだ姉がいるそうです。
そのご家庭に、ある日不幸がやって来ました。

母親が脳の障害で寝たきりになってしまったのです。
父親と二人で看病し続け、婚期も逃した女性でしたが、母親が早く三人で元の生活をしたいという夢を叶うべく仕事と看病の毎日を送ったそうです。
その苦労とストレスでその女性自身にも入院生活が度々やってきました。
そして、ある年、頼りのしていた父親が亡くなってしまったそうです。
父だけを頼りにしていた母親にそのことを告げることができず苦しい日を過ごしていると、数週間後にその母親も亡くなってしまいました。その二人の葬儀の疲れがとれる間もなく最後に残った姉までも突然亡くなってしまったそうです。
一年の間にすべての肉親を失った女性はいろいろな人の巡り会いの中である人の本に生きる勇気をもらったと言います。

すごく悲しい話でしたけど、聞いていてすごく勇気をもらいました。
こんなに辛い中でも人は幸せそうな顔ができるんだって思いました。

URL: http://tsujinohana.slowtown.net/blog/entry/1654/


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